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新年のご挨拶

一般財団法人京都府剣道連盟 会長  

衆議院議員 伊吹 文明  

 

 新年おめでとうございます。京都府剣道連盟の皆さまにとり、本年も良き年であることをお祈りし、変わらぬご厚誼をお願い致します。

 皆さまのお陰で、私も連続当選12回、政治活動も今年で36年目を迎えます。この間、財務大臣や文部科学大臣等四つの大臣職、自民党幹事長、衆議院議長等多くの経験を積ませていただきました。現在は、与野党の同僚の皆さんのご相談に乗ったり、メディアや講演等で忙しくしていますが、幸い健康に恵まれ、選挙応援・地方出張等々、多忙な毎日を過ごしています。

 私は初当選以来、祖先が育み積み上げてきた日本人の生き方や矜持を大切に、競争社会・市場経済の避けえぬ弊害を抑え、公正・公平な社会を実現し、自助の気概を持ちつつ自己抑制を失わぬ品性ある国民による品格ある「日本の国のかたち」を目指してまいりました。しかし現在は、長寿少子化による労働力不足、豊かさのなかでの勤労意欲の低下と賃金の高騰、その結果としての生産拠点の海外移転、社会保障予算増嵩による財政赤字等々の難問が我々の社会を覆っています。この難問を克服し、次の世代に良き日本を引き継がねばと心せく昨今です。政治の努力は勿論ですが、自由と民主制の下では、何より大切なのは日本人の矜持であり、広い視野での自己抑制の効いた生き方ではないでしょうか。年号も令和と改まった新しい年を迎え、決意も新たに、日本国と国民のため必要なことを申し上げ、微力を尽くしてまいりたいと思います。

 中学校の体育で伝統武道が必須科目となって七年が経ちました。しかし、伝統武道の核である日本人の生き方や心根を次世代を担う青少年に受け継いでもらいたいとの当初の狙いは、まだまだ完成途上のようです。日本の伝統武道のなかには競技スポーツ化し、勝ち負けを競うことだけに主眼が移り、相手に対する「礼」の精神、「敬」の心根が無くなっているものがあるのは残念な現実です。自らを律し、思いやりの心を持ち、公のために盡すことこそが、私たち日本人の生き方、心根即ち日本の伝統文化でした。礼をもって始まり、礼をもって終わると言われる剣道の「こころ」こそ、私たちが本来持っていた良き国民性の原点でしょう。指導にあたられる先生方もこの点を、今年も宜しくご指導頂くようお願いする次第です。

 結びに、皆さまの今年のご多幸とご健勝をお祈りし、新年のご挨拶といたします。

年明けの 令和の光ぞ 有難し

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